リオ・トランキーロからチリ・チコへのバス後半です。
こんな感じで湖を半周するぐらいだから、
すぐ着くだろうと思っていたのですが
崖を切り開いて作ったような砂利道を
登ったり下ったりでかなり時間がかかりました。
湖を船で横断したほうが早いかもしれない。
この道路を作った人を尊敬します。
途中からイスラエル人の三人組がヒッチハイクで乗ってきました。
と言っても代金8000CLP(だったかな?)を支払っていましたが。
女の子一人と男の子二人でしたが、どう見ても女王様と下僕って感じでした。
バスの中でもおとなしいし、ほかの国の人と変わらないぐらいフレンドリーだし。
英語と女の子はスペイン語もしゃべるしで今まで聞いていたイスラエル人の
兵役後旅行者のイメージとは違っていました。まあ、どこの国でもいろんな人がいるのは普通だしね。
バスの中でアルゼンチン側に行きたい人と聞かれて
彼女たち三人と私たち二人の五人でそのまま
アルゼンチンのロス・アンティゴスまで行けることになりました。
四時間かかってチリ・チコに到着です。あのミニ万里の長城のようなものは展望台らしい。
このスーパーの前からロス・アンティゴス行きのミニバスが毎日出ているそうです。
しかし、ここで問題発生。国境越えなのでパスポートが必要なんだけど、
イスラエルの男の子二人のパスポート探しが難航。
私たちに「パスポート持ってる?」とか聞いてる暇があったら頑張って見つけてくれ。
せっかくバンに載せた大きな荷物をひっくり返してやっとパスポートが見つかったけど
かなりの時間がかかった。そして、そこに別のイスラエル人が二人スーパーにやってきたので
今日はチリ・チコに泊まることにしたそうな。
おいおい、ここまで待たせておいてそれかよ。謝ってきたからいいけどさ。
問題は代金。五人だったら一人3000CLP(600円)で済んだところが二人だけになってしまったので
二人で15000CLP(3000円)になってしまうとのこと。
本当はここでやめてチリ・チコに泊まったほうが正解だったんだけど、
明日の朝のバスに乗りたかったので二人だけでロス・アンティゴスへ行くことにしてしまった。
まあ、その時はどれが正解かわからなかったんだからしょうがないけど。
ロス・アンティゴスまでのミニバスのおじさんは親切にしてくれて、ホステルも紹介してくれたし
闇両替してくれるお店も教えてくれたのでまあよかったかな?
連れて行ってくれたお店では1USドル=7アルゼンチンペソで両替してくれた。
その日の公定レートは6.38だったので、それに比べればお得に両替できたけど
後でこの町で8アルゼンチンペソで両替できました。
たくさん替えるからと交渉したけど、8以上には上がらず…残念。
でも、チリ国内でアルゼンチンペソに両替したほうがお得だったっぽい。
後で(プンタアレーナスで)調べたところ1USドル=9アルゼンチンペソで両替可能だった。
そして、朝9時しかないと思ってたエル・チャルテン行きのバスは一日おきに朝と夜があることも判明。
次の日のバスは夜発だった。。。
つまり、チリ・チコに泊まってアルゼンチンペソを入手してから一人3000CLP(600円)で国境を越えて、
夜発のエル・チャルテン行きバスに乗ったほうがかなりお得だったということに。。。
でも、事前情報通りにバスが朝しかないとチリ・チコとロス・アンティゴスに
それぞれ一泊しないといけないことになっちゃうし、
ほかの情報ではロス・アンティゴス発のバスは二日置きっていう話もあったので
できるだけ前に進みたかったからしょうがないな。まあ、こういうこともあるさ。
本当は、最初のサン・ティアゴでアルゼンチンペソの両替レートを調べる予定だったんだけど
すっかり忘れてたのが問題だし。やっぱりテンパってるんだなぁ
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