大家さんが作ったラキアを蒸留しに行くというので、ついて行きました。
ラキアとは Wiki
ラキヤ(ブルガリア語:ракия / rakiya、マケドニア語:ракија / rakija、セルビア語:ракија / rakija、
ボスニア語:rakija、クロアチア語:rakija)、ラキア(アルバニア語:Rakia)、あるいはラキウ(rachiu)は、
発酵させた果実から作られる蒸留酒であり、バルカン半島諸国で一般的に生産・飲用されている。
通常、ラキヤのアルコール度数は40%程度であるが、自家製のものではより度数の高いものもあり、
典型的には50%ないし60%程度である。
今回のラキアの原料は
この記事に書いた、
ジャンキという果物です。
この実をプラスチックの樽に入れて、
熟成させてました。
川のそばに蒸留装置がありました。左側の釜に樽の中身を入れ加熱し、蒸気が右側の装置で冷やされて
液体になって出てきます。理科の実験でやったなぁ。
バラ祭りで見た、ローズオイル精製法と同じですね。
30分もしないうちに、
精製されたラキアが出てきました。
最初はアルコール度60度ぐらいの高濃度です。
このバケツで2杯ぐらいとれました。
最後の方はアルコール度30度ぐらい。
燃料はもちろん薪です。待ってる間にバーベキューしたりパプリカを焼いたり。のんびりするなぁ。
釜の横が開いて、残留物を流します。(川に…。まあ、木の実だけだから問題ないのかな)
釜を掃除した後1回目の蒸留物を釜に戻して再度蒸留します。
全部で3時間ぐらい掛かって、バケツ1杯(8Lぐらい?)のラキアが出来上がりました。
アルコール度は40度ぐらいかな。
日本では手に入れるのは難しいのかな
と思っていたら、カクヤスという通販酒屋さんで、売っていました。
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コメント
Ракия(ラキヤ)の語源は、アラビア語のعرقアラクから。日本では焼酎の事をアラキ酒と言っていました。
アルコール蒸留法はアラビアから世界に伝わり、
中国の白酒(パイジュウ)もシルクロードを経て、二鍋頭酒(アールコウトウジュウ)「二回釜で蒸留した酒」と言う名前があります。
>МинМинさん
世界は色んなところで繋がってるんですね~