ブルガリアの銀行にCorporate Commercial Bank (KTB)という銀行があります。
カザンラクにも支店があるのですが、23日にカザンラクに行った際前を通ったら営業していないっぽい?
張り紙がしてありましたが、全然意味が分からなかったので帰ってニュースを検索してみました。
見つかったのはこんな写真。
記事によると、なんとこの銀行6/20から
ブルガリア中央銀行管理下に置かれることになったそうです。
この写真はお金を降ろそうと殺到する市民らしい。
報道によると、倒産を防ぐための
防御措置らしいですが、
7/20まで業務は停止されるようです。
その間に公的資金注入や株主構成の変更等
色々な措置が行われるらしいです。
実はこの銀行に定期を作ろうかとちょっと思ってたんですよね。作らなくてよかった~
現在の株主構成はVassilev(個人)が50%以上、オマーンのsovereign wealth fundが30%、
ロシアのVTB Asset Managementが10%だそうです。
このVassilevさん絡みの政治的思惑もあったりなかったり?するらしいです。
1996-1997年のブルガリア経済危機では14もの銀行が潰れて多くの人が預金を失ったそうです。
その悪夢を覚えている人は今回も気が気ではないのかも知れません。
今は、日本のペイオフと同じように法律によってEU基準で196,000Lv=100,000ユーロ (=1380万円) まで
保障されるそうです。
これ以上悪いことにならないといいなぁ。
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コメント
ギョギョッ
こんな最悪な事態、ブルガリアではあるんですね~?
私も貸金を踏倒されているので他人事とは思えません。
日本の銀行も合併&合併で訳分からなくなっていますが、
銀行選びは慎重にした方がいいですね~?
>明明 Минминさん
今の法律では10万ユーロまでは保障されるので預金がなくなってしまうわけではないようです。
1996年ならなくてっていたと思うと怖いですね。
この銀行はブルガリアでは6番目に大きな銀行で、企業預金の四分の一を持っていたらしいので
特に外国人が予見するのは難しかったのではないかと思います。
日本の銀行もどうなるか他人ごとではないですね。
日本も1000万円までは保障されるので、この点ではほぼ同じだと思います。