フロリダ通りにやってきました。ここでの第一目的は両替です。
アルゼンチンでは闇両替が盛んなのですが、ここには今までの都市とは比べ物にならないくらいの人が
「カンビオ、カンビオ(両替)」と呼びかけてきます。
闇両替のレート目安はここで確認できます。
「カンビオ」と言っている人にレートを確認して、OKならば両替をします。
大体が奥の店などで行われるようです。この時は1USDが11.4ARPでした。
1ARPが約9.2円となり、公定レートが1ARP=13.2円でしたので約1.5倍お得になりました。
ほかの都市に比べて、レートが良いことが多いのですが、
トラブル(偽札やすり替え詐欺)も多いようなので、要注意です。
最初はこちらの米ドルは見せずに、両替したい金額だけを伝えてペソを先に渡してもらって、
透かしや枚数を確認後に数えながら米ドルを渡せば少しは被害が防げると思います。
私たちは毎回どこの都市でもその方法で両替しましたが、トラブルはありませんでした。
もし、先にドルを出せなどと言われるのでしたら、そこでの両替はやめて
違うところに行ったほうがいいと思います。
「カンビオ」おじさん(ブエノスアイレスにはおばさんもいました)はいくらでもいます。
宿で信用できる人を教えてもらうのもいい方法だと思います。
左手の建物は何かわからなかったのですが、後でガイドブックを見てわかりました。
これが大聖堂だとは、全然気が付きませんでした。
地図には大聖堂と書かれていましたが絵がなかったので。
まさかこの建物だったとは。中に入ればよかった。
大統領府前の5月広場と大統領府です。大統領府は危険なのか、バリケード(?)に囲まれていました。
ガイドツアーに参加すれば中も見れるようですが、入りませんでした。
しかし、オベリスク行く前にデモ隊に遭遇
警察官もたくさんいます。
これは怖いので、地下鉄で移動することにしました。
パルレモ地区のDon Julioというレストランです。
住所:Guatemala 4699, 1425 Buenos Aires
中はいっぱいだったので外のテーブルで。
ちなみに、お肉の種類は
LOMO:脂身は少ないが最も柔らかい(ヒレステーキ)
Befe de Chorizo:適度な脂身(サーロインステーキ)
Ojo de Bife:更に脂身が多くてジューシー(リブロース)
だそうです。
Ojo de Bife(だったはず)とポテト。ホントに美味しかった。
写真では小さく見えますが、二人で食べてお腹一杯になりました。
こちらはパンにつけて食べます。
パンと合わせてお通しのようなもの?
ウエイターさんがとてもいい感じでした。
他にワインとお水を頼んで全部で300ARP(2763円)。
バスで帰りました。バス代は2.5ARP(23円)でした。
公共交通機関が安いなぁ。
これでもかなり値上がりしたらしいけど。
コメント
ブラジルはサンバに合わせて行かれたんですか?
チリの話で恐縮ですが、いま日本で知り合ったスペイン人夫婦がチリ南部に旅行して手つかずの自然がとてもよかったと言ってました。
話によると、そこはブランド名忘れたけど(パタゴニアじゃない)アウトドアファッションの経営者(アメリカ人)が広大な土地を買い占めたのが始まりだそうです。開発されないように自分が管理してゆく意図だったのが、チリ国民の反対意見に折れて、チリ政府に条件付きで無料返却したとのこと。条件は今後一切の開発をしない国立公園とし、エコツーリズムのみ許可するというものらしいです。
で、私が思うのは、チリ政府の任せきりだったなら、開発のオファーがあればどんどん売ってしまうと、そのアメリカ人経営者は思ってたという点。スペイン人夫婦にそう尋ねたら、政府任せにするとそうなるに決まってるって言うんですよ。やっぱりそんなものなのかなぁ。いくらチリ政府でも開発の良し悪しはわかると思うんだけれど、お金には代えられないってことでしょうか。
bunjiさんが旅行されたあたりも、そうだったんでしょうか。
>cachacaさん
サンバの前に行きました。サンバの時期にはもうブルガリアにいないといけなかったので、次の機会に。
ブラジルが広大すぎて全然行けてないので、それも合わせて南米の上部にまた行きたいと思ってます。
チリの国立公園はかなりちゃんと管理している(開発ではなく保護という点で)
印象だったんですが実際は多くのボランティアに頼っているようです。
もっと観光客からお金取って、その分で整備する人を雇えば雇用も保たれて良いと思うんですが
やっぱり政府主導だと難しいんですかね。
自分たちの売り上げにつながる企業の開発&保護の方がちゃんと整備したりってこともあり得そうです。
買い占めたアメリカ人の志は相当なものですが、これがチリ人だったら話は違って反対運動もなかったのかもしれませんね。
アメリカ人=商業主義みたいなイメージとか。アメリカ大好き!って感じでもなかったですし。
自然保護とかはスペインの方が進んでいる印象ですが、それでも政府主導に不信感があるということは、どこの国でも無理ってことですかね。
今調べてみたら多分そのアメリカ人は Kristine and Douglas Tompkinsさんたちで The North Faceのオーナーですね
そして、http://www.conservacionpatagonica.org/というプロジェクトで今まさにナショナルパークを整備中みたいです。
主力は各国から来た沢山のボランティアのようです。土地の所有権はどうなっているのかわかりませんが、
政府主導の開発は免れたようですね。
しかし、企業のイメージアップとか最終的には会社の売り上げにつながるのかもしれませんが、
このような活動をできる人は本当にすごいですね。