ついでに色々な方法も比較してみよう。
1.国際キャッシュカード
シティバンクや新生銀行などのキャッシュカード(クレジットカードではない)を
日本でATMから出金するのと同じように、
現地のATMに入れて現金(現地通貨)を出金する事が出来ます。
代表的なシティバンク・新生銀行について計算してみます。
a.シティバンク
手数料一覧には、
「海外のCD/ATMにおいて現地通貨で引き出す際の円貨への換算レートは、米ドルの場合、
当日のシティバンク銀行店頭での米ドル電信売レート(TTS)に3%を加えたレート
(TTS×1.03)となります。その他の通貨の場合は、提携機関が定めたレートで米ドルに換算された金額に、
上記のレートを乗じて円貨を算出します。」
と書かれています。
今日の店頭での米ドルレートは通貨 TTS TTB 82.25 80.25ですので両替手数料は1円。中値は81.25円。
ATMから米ドルで引き出す場合はTTSx1.03%で84.7175円。この時点で両替手数料は4.27%。
米ドル以外は米ドルへの両替手数料が加算され、最低でも5%になります。
更に、取扱手数料が210円加算され(シティゴールドなら無料)、
ATMによってはATM使用手数料が加算されます。
b.新生銀行
ここのページに
「ご指定の金額(現地通貨)は、 VISAインターナショナルが定めたレートに4%を加算したレート
により円換算され、新生総合口座パワーフレックス円普通預金から引き落とされます
(外貨普通預金からの払戻ではありません)。」
と書かれています。
VISAのレートは前回の計算からすると、0.387%なので約4.4%の手数料になります。
結論
→国際キャッシュカードは4-5%以上の為替手数料が掛かるので、
クレジットカードのキャッシングに比べてお得ではない。
繰り上げ返済の電話をしなくて良い、限度枠を気にしなくて良いところは便利。
Sponsored Link
コメント